喫茶平均律 日々是彩日

東横線学芸大学駅から30秒。 クラッシックな喫茶店をやってます。 毎日いろいろな出会いがあります。そんな日々を 散歩写真とともに。

2008年07月

裏磐梯の旅・7 BUNA-YAさん

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今回は、ペンション「BUNA-YA」さんに大変お世話に
なりました。お食事、美味しかったです。

オーナーの木村さんは、裏磐梯~天文同好会・酒の会・
ホタルの会の委員である他に、福島民報社の北塩原村
ふるさと記者、いろいろ活動されています。米作りから
はじめて作った日本酒の「蒼龍」美味しかったです。

若い頃、映画の撮影、映像や脚本の勉強をなさった
そうです。
5年生の時に、天体観測を始め、大空に夢を馳せた
話をうかがい、人というものは、子供の頃からの本質は
そう変わらないんだなあと、思いました。なんだか楽し
そうにしてらっしゃるのが素敵です。

このぶなは「曾根太郎」と命名された巨木です。
「山の神様」と言った風情だそうです。(木村さんの写真)
私は近いうちにこの木に会いに行けそう。
多分、きのこのシーズに。



初日、猪苗代に着いたとたん、柔らかな緑の稲の穂が目に
入ってきました。ずっとその緑を楽しみました。
が今、一番みてみたいのは裏磐梯の冬景色です。

最後に、印象的だった、雨模様のデコ平、ぶなとヨツバ
ヒヨドリの花の景色を載せて旅の終わりとします。

BUNA-YAさんHPです

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旅・6 ゲンジボタル・ヘイケボタル

三点の映像は、天体写真少年だった、「ぶなや」のご主人が、
試行錯誤の末に撮った、ポスターにもなっているものをお借り
しました。


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今回の旅の主な目的はホタルでした。8時過ぎに、ゲンジボタル
をさがしに。数が少なかったですが、緑色の光を放ちながら、
空をとんでゆくのが綺麗でした。流れ星のようです。

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次はヘイケボタルをさがしに。カエルがないている沼地に、
たくさん光っていました。暗闇に目が慣れるまで時間がかか
りました。

初めてbulbセットして、待つこと5分位。私が操作に不慣れ
なせいで、いろんな失敗を繰り返し(3回も失敗)結局、
2時間近く、暗闇で撮影し続けました。


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雲が多くて、おすすめだった木星の観測は無理でしたが、
素晴らしい晩でした。

ホタルをみることは勿論のこと、こんな暗闇を経験するのは
久しぶり。忘れていた感覚でした。見えないと、聴覚が敏感
になります。ずっとなき続けるカエルたちよ、かじかカエル
だったらよかったのに。

ホタルが上空へあがる様子は、姿を星に変えていくようで
幻想的でした。


ゲンジボタル・清流に棲み、
6月下旬~7月上旬に大きな光を放って翔ぶ。
        
ヘイケボタル・沼地に棲み、
7月下旬~8月中旬に小さな光で翔ぶ。
        

ぶなやさんHP

裏磐梯の旅・5 ぶなやの夕餉

さあ、旅の楽しみ、夕餉。はじめは食膳酒の梅酒。
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昼に採った、野かんぞうの花とジュンサイ、そうめんかぼちゃの
三杯酢。
ジュンサイ・・「崖の上のぽにょ」みたい。ぽにょ、美味なり。
料亭の味。
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揚げ物はうなぎ、いんげん、なすの上にはずんだ
(枝豆つぶしたもの)がのってます。
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地ビール、香ばしいあゆ、つるむらさき。
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えごま豚の味噌漬焼き、そして、昼に採った朴葉に包んだごはん。
香りがよいです。馬さしのマリネや蕗味噌や、かつをだしのきいた
汁物や、とうふに行者にんにくがのったもの、デザートもありました!

ご覧の方には、食事中は少し黙っていてって言われそう。
完食一歩前で、ギブアップ。
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旅・4 五色沼

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夕方、宿に荷物を置いてから、五色沼へ。
高校生の時以来です。さすがに全部回る時間がなくて
入口の毘沙門沼だけ行ってみました。
火山地帯なので、そんなに植生は豊かではありません。

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まだ6時だったのに、人っ子一人会いませんでした。
カエルの声やひぐらしの声はずいぶんききました。

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朝起きてから、12時間。ずいぶん長い一日でした。
お腹がすいたので、帰ることに。朝と昼にパンを
少しずつ食べただけで、さすがの私もお腹ぺこぺこ。

旅・3 ぶなの木

buna.jpg

途中から一人行動で、ゴンドラでグランデコの山の上へ
あがったら、雨にふられてしまいました。風もあるし、
カメラがぬれないようしたら、自分がびしょびしょに。
人にも会わず、ちょっと寂しい感じでした。

ぶなが沢山ありました。スキー場を作る時、ずいぶん
切り倒されたそうで、胸が痛みます。ぶなは成長するのに
とても時間がかかるのです。
ぶながあまり美しいので、小止みになるまで、大木を両手
で抱いて、よっかかってみました。
目をつぶって、呼吸を感じて。

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ヨツバヒヨドリは地味ですが、ある意味特別な花です。
有毒な成分をもってます。それを食す「アサギマダラ」
という旅する蝶がいます。与那国島でも観察された
この蝶は、ここグランデコでもみつかりました。
2000㌔の旅をする蝶の実態は、まだ不明だそうです。

山の上は、ぶなと、花盛りのヨツバヒヨドリががいっぱい。
デコ平をうめつくす可愛いピンクの花は、秋には綿毛と
なって飛んでいきます。

yama.jpg

ふもとに帰ったら、雨がやみました!
湿原にはまたの機会に行くことに。
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